なるべく短期間で磨き上げられた肉体を獲得したい、と考える方は少なくありません。しかし、そういった方々の多くは筋トレを今までに筋トレを経験がなく、ネットの情報に惑わされて誤った知識を得てしまうといいます。
腹筋を作るのが難しいとは言いませんが、たとえば「一週間で腹筋を割る!」みたいなことは殆ど不可能だと呼んでも良いでしょう。腹筋を割るにはトレーニングに慣れなければいけませんし、毎日決まったメニューをこなしていかなければなりません。
しかも腹筋が割れた後も定期的に筋トレを続けなければならず、止めてしまうと折角作った腹筋が体脂肪の増加によって埋もれてしまいがちです。
とはいえ、それでも腹筋を割って見映えを良くしたい、健康的な肉体を手に入れたいと願う方は絶えませんよね。ですから、本記事では二ヶ月で綺麗な腹筋を作るために必要なトレーニング方法について解説していきましょう!
トレーニング前に準備するべきこと
もしあなたが全くの初心者であれば、トレーニングをする前にある程度肉体を作り変えておくことが必要となります。土台が無いと、腹筋を作る前に体がギブアップしてしまいがち。
無理をして体を痛めないように、まずはジョギングやウォーキング、水泳など、全身を満遍なく使う有酸素運動をこなして運動不足を解消させましょう。
また、食生活にも注意が必要です。偏食をしていたり、食べすぎ、あるいはご飯を中々食べない方は要注意。極端な食生活をしていると、いずれは倒れてしまいますので一日三食、かつ栄養不足の解消に取り組むのが良いでしょう。
特に野菜が苦手という方はサプリメントやグリーンスムージーなどで不足分の栄養素を補うことができますので留意しておいてください。
ちなみに、体の土台作りをクリアした後はマットを用意するのが良いとされています。
そもそも、固い床の上でのトレーニングではパーフェクトな成果を出すことなどできません。
効率的に、かつ体を痛めないように鍛えるためには、やはりトレーニング専用のマットを買わなければならないのではないでょしょうか。大手スポーツメーカーのトレーニングマットを購入すれば特に問題も生じないでしょうから、まずは自分の知っているブランドのマットを買うのが良いでしょう。
夏に向けて腹筋を割りたい人におすすめの腹筋トレーニング
さて、ようやく夏に向けて腹筋を割りたい方にオススメの腹筋トレーニング法を伝授していきます。
腹筋を割りやすくするためにもっともオススメだとされているのが『リバースクランチ』です。
これはクランチという上体を起こすトレーニング法に反して足を上げていくのが特徴的なトレーニングとされており、トレーニングマットの上で仰向けになれば、それだけで準備は完了します。
まず、両手の手のひらを床につけてから両脚を揃え、膝関節を曲げたポーズを取りましょう。
基本の体勢を覚えたらいよいよトレーニングスタートです。最初は両脚をまっすぐ上げて、その後にヒップを床から離して持ち上げなければなりません。ここで注意しなければならないのが両脚の状態です。揃えたまま離れないように気をつけましょう。
ちなみに、余裕がある方は前述したポーズのままで一度停止してみると効果が高まるとされています。
停止するかしないかはさておき、体のパーツを床から持ち上げた後は、ゆっくりとヒップから両脚の順で戻していき、踵が床に触れる寸前まで下げていく必要があります。この時、戻すのが早すぎると体を痛めてしまいやすくなるため注意してください。
特に腰などは一度負傷するとしばらくトレーニングができなくなってしまいますので、なるべく慎重に下げていってくださいね。
自宅でできるトレーニングなら先ほど紹介したリバースクランチが腹筋を割りやすいとして好評ですが、この際クランチに並行してチャレンジしてみるとより筋肉が身につきやすくなるかも知れません。
ただし、リバースクランチやクランチを行う時にはやりすぎに注意しましょう。どちらも基本的には10回を3セット、計30回程度で事足りるものです。
トレーニングに熱中するあまりに本来の回数より多くセットをこなす方も居ますが、過度なトレーニングはやはり体を痛めてしまいますので、適度にインターバルを取ってくださいね。
なお、二ヶ月間毎日トレーニングをして良いというわけでもありませんので、多くとも週に3、4日程度トレーニングをしたら残りは全て体を休める日に決めておくのが筋トレのコツですよ。